Instagram

Categories

2014年

1月

28日

Adam Torel

 

ロンドンと東京を拠点に活動するボーダレスなAdam。   

2005年にイギリスでthird window filmsというアジア映画の配給会社をスタートさせ、その流れで日本では映画のプロダクション会社、プロデューサー、そして自らが俳優として出演もしたりしている。    

 

Adamがイギリスに配給してきた映画はまさにハズレなし。

これまでイギリスまで配給される日本映画というと古くからの黒沢、小津映画、世界のアニメの巨匠ジブリ、と偏りがちだった。確かに黒沢もジブリも良い。でも、もっと面白い映画もたくさんある。

 

日本人ならではの人情劇や日本独特空気感の漂うコメディ、そしてサスペンスやホラー。もしかするとこの感覚は日本人にしか伝わらないかもしれない、というような微妙なニュアンスが入り交じっているものがたくさんある。日本人が外人向けに配給するとしたら避けてしまったかもしれないようなたくさんの映画をAdamが持ってきてくれた。そしてそれらは海を渡ったヨーロッパ内でも評価されている。

 

これまでイギリスに配給してきた主な日本映画は 

「悪の教典」(監督:三池崇史、2012年)

「みなさん、さようなら」(監督:中村義洋、2012年)

「愛と誠」(監督:三池崇史、2012年)

「告白」(監督:中島哲也、2010年)

「冷たい熱帯魚」(監督:園子温、2010年)

「下妻物語」(中島哲也、2004年)

「鉄男」(監督:塚本晋也、1989-1992年)

など。

 

 

そして韓国や香港からも数々の映画を配給している。

「裏話、監督が狂いました」(監督:イ・ジュヨン、2012年、韓国)、「Bleak Night」(監督:ユン・ソンヒョン、韓国)、「友へ チング」(クアフ・キョンテフ、2001年、韓国)、「低俗喜劇 Vulgaria」(パン・ホーチョン、2012年、香港)など。

 

 

 

 

 

他にもこんな映画たちも

  

    

 

Adam曰く、とにかく“面白い”もの。それはただ単に笑える、という意味ではなく見終わったときに素直に“面白い!”というのが大事らしい。   

映画はエンターテイメント、つべこべ深く考えず、心から“見て良かった”と思えるものがいい。

   

その中でも本人はコメディが好きで、敢えて選んでいる訳ではないが若い監督の映画を多く配給しているようだ。

  

EPコレクションの一部
EPコレクションの一部

 

そんなAdamの裏の趣味(?)は日本の80年代アイドル 。

中でもピンクレディーとおニャンコ子クラブがお気に入り。

EP(その当時でいうシングルレコード)のコレクションは驚くばかり。

日本でもこれだけ持っている人は中々いないのではなかろうか。

 

さらに日本ではDJをやったりもしているのでイベントに訪れれば生Adamも拝むことが出来る。    

他人が興味を持たないようなことを見つけるとそこに興味が沸く。 

そして、一度興味をもつととことんまで追求する。

日本語も独学で数年学び、今ではほぼストレスなく会話できる。インタビューの際も全て日本語。

 

更に強運の持ち主。過去には抽選でアメリカのグリーンカードを取得、アメリカに渡った後は飛び級で大学を出る。

 

そんなAdamを敬意を表して“オタクイギリス人”と呼ばして頂きます。    

   

  

 

 

 

Adam Torel

 

 

 

イギリス生まれ。

英国の映画配給会社、Third Windows Filmsのオーナー。

イギリスでは映画配給会社を経営、更に日本では映画プロダクションを設立。映画プロデューサーなどもこなす。

現在はロンドンと東京を拠点に活動。

 

 

 

WEBSITE

4 コメント

2013年

7月

17日

Machiko Jinto

 

 

神戸真知子さんはロンドン在住のファッションデザイナー。小さな頃からオシャレが好き。既製品では満足いかず、着物を縫っていた母親の見よう見真似で自分でも洋裁をしていた。

 

 

高校卒業後の進路で迷っていたとき、恩師の先生が文化女子大学の卒業生だったことでその勧めもあり文化大学の服装学科で学ぶ道を選ぶ。それがデザイナーへの最初の大きな一歩。

 

 

フェミニンで女性を美しく見せる彼女のデザインはコアなファンが多い。先日、日本で放送されたテレビ朝日ドラマ「おトメさん」の中で女優の黒木瞳さんが着用していたのは全て彼女のデザイン。

 

Machiko Jinto Londonのほか、2002年から市田との着物ライン、2012年からは岩佐から草履のデザインなども担当している。

 

市田株式会社

 

株式会社岩佐

 

 

色とそのコントラストに思い入れがあるのだと言う。相反するもの、例えば鉄の錆にレース、マスキュランにフェミニン。トラディショナルとコンテンポラリー、それは文化にも当てはまる。

 

そして真知子さん曰く、ロンドンにはそれが溢れているのだそう。

例えば伝統的な建物やファッション、それとは相反するパンクカルチャー。

古いものばかりでも違う、新しいものばかりだと表面過ぎる。両方が共存するからこそ面白いのだ、と。

 

色には四季感がある。赤という色にしても春の赤、夏の赤、秋の赤、冬の赤。日本の四季の色合いは本当に美しい。

 

日本人の和の心を大事にしながらロンドンの歴史と今を見ながら作られる彼女のデザイン。

 

真知子さんには人生の転機が何度かあった。彼女曰くそれは、7年ごとに起きる、いや起こす、のだそう。

 

そして新しいことを始める時には必ずそれまであったものを真っ新にする。そうでなければ何も始められない。

“何かを始める”ということには労力がいる。ましてや一度築き上げ成功を収めたものを手離すということは人間にとってとても難しい。

しかし、真知子さんは言う「苦労をするのが悪いことではない。環境は自分で作るもの。自分でやらなければ新しい出会いも何もない。」

 

そしてそれは感性にも結び付く。

色々なモノを見て聞いて、たくさんの人と出会って、その全ての瞬間からインスパイアされる。だから同じところに留まっていては感性も磨かれない。心をオープンにしてたくさんのことを吸収する。これが真知子流。

 

 

人が喜ぶことが楽しい。ましてや自分がデザインしたドレスで一人の女性が見違えるように変わる。シンデレラに魔法をかけた瞬間を目撃するのがデザイナーの醍醐味。

 

現在は日本の青山にショップがあるためロンドンと日本を行ったり来たり。行動派の真知子さんの多忙な日々は続く。

「同じことをやっていると飽きちゃうのよ。」と、冗談交じりに言う。

 

 

青山のショップがオープンしてそろそろ7年。ん?7!?

真知子さんの次なるステージが近い将来見られるのかもしれない。

 

Machiko Jinto 青山ショップ外観
Machiko Jinto 青山ショップ外観

 

 

神戸真知子

 

文化女子大学短期大学服装学科卒業後、㈱ビギ入社。その後「Ric a Rac by Machiko Jinto」ブランド&ショップや山口小夜子のランジェリーデザイン、OLD ENGLANDの女性ラインなどのデザインを担当。

現在は青山にショップ、市田㈱の着物のデザイン、㈱岩佐の草履のデザインなど手掛ける。

ロンドン在住。一児の母。

 

WEBSITE

 

4 コメント

2013年

7月

05日

Serafina Sama (ISA ARFEN)

 

Serafina SamaISA ARFENの創設者兼デザイナー。Serafinaの名前のスペルを並び替えて名付けたというブランド名。ISASerafinaのお祖母ちゃんの名前なのだそう。

 



 

スラっとしてフワっとした“ステキな雰囲気”を持つ女性。これがSerafinaの最初のイメージ。大げさに着飾ることをしなくてもその雰囲気で人目を惹く。“女性がなりたい女性”というのはこういう人なのだろうな、と思ってしまう。

 

ISA ARFENの創設は2011年というとても新しいブランド。ファッションの大学を出て、MARNILANVINMARC JACOBSなどでアシスタントをし、自身のブランドを創設。といっても最初の1年目は個人で趣味の延長でデザインし、制作し、周りの友人や家族に着てもらうだけ。周りからの好評を得て、“では本腰を入れて、”とコレクションをスタートしたのが2012年。本格的にスタートしてからは満一歳。

 



といっても既にサクセスストーリーの道を辿っている。最初のコレクションをアメリカのOpening Ceremonyが取り扱うことに決定。今秋のコレクションからは日本のOpening Ceremonyでも取り扱われる。

 

ファッションは日々の生活を彩るもの。日常には色々な場面がある。仕事着、お友達とショッピング、ディナーデート。とそれぞれを彩ってくれるその時のお洋服たち。

 

プレーンな素材にちょっとエッジの効いたデザインのトップ。ジーンズを合わせれば日常着に、シルクのロングスカートを合わせればパーティ着に。一つ一つのピースがたくさんの顔を持っている。

 

 

 

そして彼女のデザインはシルエットが実に美しい。スリーブ丈、襟元のカッティング、そしてファブリックとのコンビネーション。全てがちょうどよく溶け合っている。一見、着こなすのが難しそうなデザインも袖を通すと着心地が良く安心感がある。

 

計算して、というより彼女の自由な発想と感覚で生み出されているように思う。

 

 

 

 

 

 



 

 



 

 

↓ 2013年秋冬のコレクションより



 

とんとん拍子に思われそうだが彼女はとても努力家。最初のコレクションの際、何もコネクションのない状態から自分でファッション関連の会社やショップを調べ、連絡をし、見に来てもらった。

Serafinaのオフィス
Serafinaのオフィス

 

たった一人で全てをこなしている。これは並大抵のことではない。

 

そして一児の母。自宅の地下室をオフィス兼アトリエにしている。

子育てをしながらデザインをしPRも経理も運営も。聞いているだけで忙しさで頭がパニックになってしまう。それなのにこの“雰囲気”。。

 

ん~、やはり頑張る女性は計り知れない魅力がある。

 

 

 

Serafina Sama 

 

イギリスの名門ファッション大学Central Saint Martins2006年に卒業。その後Marni, Lanvinなどで経験を積む。その後パリに渡りChloeでデザインのアシスタント。結婚を機に2008年にロンドンに戻る。2011年にISA ARFENをスタート。現在に至る。

 

WEBSITE

4 コメント

2012年

11月

08日

Satski Gamble

ギャンブル五月さんは世界で活躍するかっこいい女性の一人だろう。

Sex and the cityでお馴染みのニューヨークのMagnolia Bakery。ここで6年間カップケーキとデコレーションの修行を積む。元々、ヘナアーティストなどをしていてか手先が器用だったのでカップケーキのデコレーションは彼女の天職と言えるかのように数々の美しいカップケーキを作り出す。

 

 

 

こんな繊細で美しいデコレーションをするのだからさぞかしおしとやかで、人差し指でつついただけで倒れてしまうようなか弱い女性なのかと思いきや、イメージしたいたお方とは真逆に近い。

 

チャーミングな見た目からは想像もつかないサバサバとした性格。ミュージシャンでキタリストもやっていたとのことでロックな雰囲気も醸し出すかっこいい女性。ケーキ作りもテキパキ、デコレーションも素早く正に職人。

 

そんな彼女の歩んできた道はまさに山あり谷あり、そしてアメリカンドリーム!

 

1998年~2004年の間Magnolia Bakeryで働きつつバンド活動も行う。そのバンドがなんとレコード契約!そこで渡英。しかし、この契約は流れてしまう。何故イギリスに来たの?、今後はどうなるの?、失意の中ハイドパークの美術館でぼんやりベンチに腰かけていると隣に男性が。何となく話し電話番号を交換する。その後、連絡をとるようになりデートを重ねたこの方が今の旦那様。

 

2006年に結婚をし、その後はお堅い職場でOL。何か違う、もっと何かしたい、と思っている中、今度はリストラ。

そんな頃、ロンドンではNY10年遅れてカップケーキブームが。だがロンドンで出されているカップケーキは“ホンモノ”を知る彼女からすればニセモノ。ならばホンモノを伝えよう!と思い立ちカップケーキビジネスを設立。

 

その後、レッスンなどを開催し次第に人気に火がつく。だがそこで終わる彼女ではない。もっと広めたい!そして書籍化を企てる。自身で数々の出版社にオファーをしたところ一つの出版社が興味を持ってくれる。そして2011年に「ニューヨーク仕込みのカップケーキとデコレーション」を出版。

 

 

本の出版は彼女の一つの夢でもあった。そんな気持ちもありこの本には数々の彼女の思いがつまっている。

レシピは簡単で分かりやすく、日本人なら誰もが持っているお米の軽量カップのみで量れるようにした。写真は彼女の友人が撮影、小物やセットなども全て自身で揃えた。レシピとレシピの間にはNY情報や彼女に起こった素敵な小話。そしてとっておきはページの端にあるパラパラ漫画風カップケーキデコレーション!

ただのレシピ本ではなく何重にも楽しませてくれる。

 

 

 

現在は1歳半になる愛息と運命的な出会いをした旦那様とロンドン郊外のお屋敷に暮らしている。そしてここでカップケーキレッスンも行っている。広いお庭で息子と遊ぶ姿はゆっくりした時間を過ごしているように見えるがまだまだ彼女は忙しい。先日は日本でのカップケーキレッスン。来週には新宿伊勢丹でのイベントとイギリスと日本をいったりきたり。

まだまだ彼女の波乱万丈は続く。

 

 

夢は叶う、と彼女は言う。でも、それはただ願う人に叶うのではない。そこには努力も必要。彼女のバイタリティを見ていると自分も頑張ろうと元気が湧く。

彼女のカップケーキ、美しさだけでなく人生に勇気をも与えてくれる。

 

Satski GambleさんのウェブサイトButterdrop

レッスン情報やイベント情報はこちらから 

WEBSITE 

**************************************************************************

新宿伊勢丹のイベント

『聖夜の茶ガール、ニューヨークへ行く』

 

日時: 20121116日(金)~18日(日)

    16301700

    *イベントは1114日~27

 

場所: 新宿伊勢丹5F

 

詳細: WEBSITE

クリスマス仕様のレッドベルベット・カップケーキをお茶会のお菓子として提供

させていただく他、レシピ本の販売、そしてマグノリア・ベーカリー仕込みのカ

    ップケーキ・デコレーションのデモンストレーションを行います。

**************************************************************************

 

Satski Gamble

 

茨城県生まれ。1995年渡米。ニューヨーク州立大学卒業後、Magnolia Bakery6年間ケーキ・デコレーターとして修行。

2006年に渡英。2010年にカップケーキビシネスButterdropを設立。2011年にカップケーキのレシピ本、「ニューヨーク仕込みのカップケーキとデコレーション」を出版。

現在は自宅でのカップケーキレッスンや日本でのレッスン、イベントなど多岐に渡り活躍中。

WEBSITE

3 コメント

2012年

10月

11日

Rose Davey

 

ペインティングアーティストのRose。サウス&イーストロンドンのグリニッジにほど近いデプトフォードに彼女のオフィスはある。そのスタジオは無数の部屋に分かれていて数々の若手アーティストがシェアをしている。ロンドン現代アートの“オシャレときわ荘”といった感じ。

 

 

スコットランドのエジンバラでの大学生活時代に出会った数々の現代的なビルディングの直線美、曲線美、そして全て計算されつくした微妙なバランスに魅了される。エジンバラはロンドンとは違いモダンなビルが建ち並ぶ。この頃に出会った建築物が現在の彼女の作品に強く表現されている。

 

木製のパネルに線と色で立体感を表現。木の素材感と淡い色使い、その微妙な色彩感覚は人の心に安らぎを与える。

 

彼女の作品もモダン建築と一緒でプレパレーションが全て。一見、簡単にさえ見えてしまう作品だがそうではない。まずは色の下準備。ベースにする色を決め、そこから色々な色を混ぜ、思い描いている色を作り出す。単に赤と言っても何百、何千種類にもなってしまう。グレーがお気に入りのカラーだそうでナチュラルな木の色との相性も良いらしい。なのでどの色を完成させる時もついついグレーがかってしまうのだとか。しかし、このグレー感が柔らかい感じを演出している。そして、その微妙な色を完成させそこからどのようなデザインにするかを決める。この配分次第で作品は生死が決まってしまう。

 

彼女が現在挑戦したいのは大きな作品。壁一面、天井一面、など何か大きな平面を作品にしたいのだそう。

 

私生活の方は現在婚約中。来年2月にサマセットで結婚式をするのだそう。2013年はRoseにとっての一つの転機(?)。

この幸せで今後どんな作品になっていくのかも楽しみだ。

 

 

 

次回の展示会

 

20121115日~24

ING Discerning Eye Exhibition

The Mall Galleries

The Mall, London, SW1

WEBSITE

Rose Davey

 

1984214日、ロンドン生まれ。2002年~2007Edinburgh Universityで美術品とアートの歴史を学ぶ。2008年~2010The Slade School of Fine Art絵画の芸術修士取得。その後、ギャラリーのアシスタントマネージャーなどを経てフリーで展示会などを開く。ロンドンを中心に活動。最近ではブダペストなど海外にも進出している。WEBSITE

20 コメント

2012年

9月

13日

Luca Leonard

 

Lucaは子供服レーベルDELUNAのオーナー兼デザイナー。

西ロンドンの静かな住宅街に自宅兼オフィスがある。オフィスは2畳ほどの小さな部屋。「狭くて恥ずかしいわ」とLucaは言うがそのオフィスには彼女がデッサンしたデザインや、写真などがぎっしり貼られている。部屋自体が宝箱のよう。

 

父親の影響で旅好き。リゾート地から秘境まで。旅番組や音楽番組のプロデューサー、ディレクターをしていたLucaだが家族旅行でオーストラリアへ行った際に転機が。シドニーのビーチでのんびりしていると現地の子供たちが常夏のオーストラリアンスタイルではしゃいでいる。それを眺めていて色々な構想が急に頭を駆け巡る。あのTシャツの下にこんなショートパンツ、ワンピースの素材はこんなものがいいわ。Lucaの思いは止まらない。“子供服ブランドを立ち上げよう!”考え出すと止まらずビジネス案、コンセプト、デザインなどほぼこの一晩で考えてしまったそうだ。そしてロンドンに戻ると思いを現実に。まずはデザインを書いて書いて書きまくる。その後、生地を探しウェブサイトを立ち上げ、洋裁経験ゼロのだったがデザインや型もほぼ一人でやりあげてしまった。

ヴィンテージも好きだし現代的なものも好き、というようにインスパイヤーされるのはグラムロックやヒッピースタイル。Lucaが魅力的にデザインしているのでわからないが言われてみるとなるほど、という作品もたくさんある。

生地も自分の足で探しに行っているそう。インドなどに買い付けに行ったり、ロンドンの郊外にも生地探しに出かけたりする。近場のお勧めはシェパーズブッシュの駅近く。一つの通りに生地屋さんが何軒も並ぶ。そこでリバティのヴィンテージ生地なども見つけたらしい。

   定番のスワンドレス
   定番のスワンドレス

 

 

現在、販売しているのは数か所のセレクトショップ。イタリアのローマで1軒、アメリカのサンタモニカで1軒、ロンドンで2軒。そして自身のウェブショップ。

 

今後も大きく展開していくつもりはなくLucaの気に入ったお店で販売していきたいのだそう。現在は洋裁専門のスタッフが一人いるがそれ以外は全て一人でこなしているので、将来的にはデザインのみに専念したいのだそう。

 

Lucaは毎年家族でスペインのイビザ島で夏を過ごす。イビザと言えば“夜の島”のイメージが強いが全くそんなことはないのだとか。ちょっと車を走らせればそれはそれはきれいなビーチと静かな山。子供と行くのもとてもお勧めなのだそう。

2013年春夏のテーマは彼女の第二の故郷でもあるスペイン!PACHAなどと名付けられたデザインも出来上がっている。PACHAとはイビザ島で有名なクラブの一つ。

 

そしてこちらが2013年春夏のデザイン。特別に掲載OK!

 

Lucaはいつも笑っている。少女がそのまま大人になったようなとても魅力的で素敵な女性。

そしてとても忙しい。4歳の娘ともうすぐ6歳になる息子の子育てプラス自身のレーベル。そして彼女の頭の中も終始色々なことを構想していて休む暇がない。そんな彼女が最近

夫の実家の近くの古いパブを購入してしまった。そこを全て改装しニューオープンさせるらしい。今は、家具やらメニューやら、どんなビール、サイダーを置くか、など考え中なのだとか。スーパーウーマン、またまた忙しくなってしまった!それにしてもこのパブのオープンも楽しみ。

この日は金曜日のお昼すぎ。インタビュー後にLuca、「これから子供たちを学校に迎えに行きそのまま皆でキャンプに行くの!週末は子供たちに楽しい思いをさせてあげなきゃね!」素敵な母親でもある。

彼女の笑顔は人生を楽しんでいる笑顔だ。

 

Luca Leonard

 

イギリス人の母とスペイン人の父を持つ。テレビ番組のプロデユーサー、ディレクターとしてミュージックビデオの作成や旅番組を担当。退職後、20103月にDELUNAをスタート。ブランド名のDELUNAは彼女の旧姓。スペイン語で”月”という意味。2児の母。

 

 

WEBSITE

4 コメント

2012年

8月

01日

Donna Wilson

世界中にたくさんのファンを持つDonna Wilson。ブランケットやクッション、雑貨など、小さな子からお年寄りまで、彼女の作る楽しくて可愛いキャラクターたちに魅了されている。

 

小さなころから物を作ること、絵を描くことなどが大好き。祖母の編み物を見て育ち見よう見真似で小さなころから編み物も始める。夢はずっとデザイナーになることだった。その夢を叶え

るかのように名門The Royal College of Art in Londonでテキスタイルの勉強をする。そして在学中にデザインした作品をロンドンのショップで販売したところ爆発的人気を得る。

2003年に大学を卒業してからは既にファンもついていたので25か国以上で取り扱われるようになる。

日本でもたくさんのショップで取り扱われ、展示会なども各地で行われている。

 

ロンドンオリンピックのミニノートブック
ロンドンオリンピックのミニノートブック

その楽しくて可愛いキャラクターはまず思いついたときにスケッチしてみるのだそう。漫画のように描かれたものから徐々にキャラクターをつけていく。そしてある程度出来上がったキャラクターを編んでみる。しかし、描いたものと編んだものとは多少違いが出てくる。そんな違いもまたドナ流のキャラクターになっていき本人もそこを楽しんでいるのだそう。

 

彼女の作品にはたくさんの緑や動物が使われている。ノーススコットランドの大自然の中で育った彼女。自身の作品にヒントを与えてくれるのはいつも子供の頃のカントリーサイドでの生活だそう。

 

ロンドンに来て12年。忙しい日々の中成功を遂げ、現在では世界各国を行き来している。そんな彼女の癒しは故郷であるスコットランドの大自然。いつの日かスコットランドにまた戻りたいと願っている。

物作りに対しての気持ちは全く冷めないDonna。現在は数名の信頼のおけるスタッフに囲まれ日々“モノづくり”に励んでいる。

Donna Wilson

 

スコットランド生まれ。Grat’s School of Art in Aberdeenでテキスタイルを学ぶ。卒業後、名門のThe Royal College of Art in Londonに入学。卒業後Donna Wilsonを立ち上げすぐに全世界で人気を得る。2010年にElle Decorarion Design Awardを受賞。

 

WEBSITE

 

4 コメント

2012年

7月

22日

Rosie Wonders

手作りのグリーティングカードやジュエリーを作るRosie WondersのRosie Marshall。カラフルで動物や人形のモチーフが多々使われる彼女の作品はどこかノスタルジックで少女の頃にタイムスリップしてしまう感覚になる。 

テレビ局で広報やドキュメンタリーのアシスタントプロデューサーをしていたが、ある日突然悲しみに襲われる。「私の人生これでいいの??」。女性なら誰もがそう思う瞬間ってあるはず。

そして元々の趣味であった”絵を描くこと””ものを作ること”への転身をしようと。決断後はとてもハッピー。

その後は好きなものを書き続け、作り続け、現在に至る。

 

イギリスではLibertySelfridge、その他たくさんのセレクトショップで取り扱われている。そして日本ではItoyaなどで購入可能。

それでも彼女は毎週日曜日のSunday up Marketに出店。お客様の生の声を聴いている。そしてこれは耳より情報だがどこで買うよりこのマーケットで買うのが一番安いのだそう!

 

今後はグリーティングカード、ジュエリー、小物類を始め、ホームウェアも始めたいのだとか。

今のお気に入りのカラーはオレンジと桃色とサンゴ色、そして赤い髪の毛のキャラクターを描くことなのだそう。これも今後の作品にどうやって影響されるのかが楽しみ。

 

 

 

彼女の作品は見る人の心を温かくさせる。さぞかし汚れない少女時代を過ごし箱入り娘で生きてきたのではないかと思うとそうではなかったらしい。

「私自身がまだ子供だから子供っぽい作品になっているのかな!(笑)それとは別に、私の子供時代は決していい子じゃなかったの。だからかな、その頃の思い出を良い子で可愛い女の子に変えたいとどこかで思っているのかも。」

少女時代、映画や絵本に出てくるような少女でいた人なんてほんの一握り。殆どの人たちが自分自身を嫌いだった時期があったり、後悔したりしているはず。Rosieも普通の女の子だった。だから更に身近でまるで自分の少女時代も代弁してもらっているように思えるのかもしれない。

 

小さいころの夢は素敵なお嫁さん。現在の夢は自分のお店を世界中に持つこと。現在は土曜日も日曜日も働き殆ど休みのない日々。「私の休みの日なんて掃除や洗濯で終わってしまう。とってもつまらない休日なのよ。でも、もし少しでもお休みができたらいろんなところを旅したい。雪景色が好きなの。アラスカやギリシャ、スカンジナビアの国々やインドもなんていいわね。そしてもちろん日本にも!」

 

 

 

Rosie Marshall

イギリス、ロンドンで生まれノースロンドンの高級住宅街ハムステッドで育つ。ブロードキャスティングの学位を取得後テレビ局などマスコミ関係の職場で働く。退職後Rosie Wondersを設立し現在に至る。生まれ育ったハムステッドをこよなく愛する。

 

Website

ROSIE WONDERS

 

6 コメント

2012年

7月

16日

ATHENA PROCOPIOU

 

 

 

現在、スカーフを中心に全世界で活躍しているAthena Procopiu

彼女の商品を扱うお店はイギリスではHarrodsLibertyHarvey Nicholsetc..

フランス、パリのBon Marche、アメリカのBarneys New YorkSacks Fifth Avenueなどが取り扱っていると聞けば一目瞭然。世界の高級店ばかりだ。

 

 

  Athenaが羽織っているのがKimono
  Athenaが羽織っているのがKimono

 

 

だが、今後はスカーフに留まらず色々なものを展開していく予定。

Kimonoと呼んでいるガウンは名前そのままに日本の着物からインスピレーションを得て考案。その他、カフタンという被る形のガウンなど。

彼女のコンセプトでもあるリゾート地などでちょっと羽織れるものをイメージし、仕上げていきたいのだとか。

彼女の大判のスカーフはビーチなどで水着の上にそのまま巻いてしまうだけでも一枚のドレスになってしまう。そして太陽に透かしてみると美しさを増す。

幻想的なデザインと美しい色合い。写真と写真を繋いでそこにグラフィックデザインを施す。

彼女の何よりもリラックスできるのは夫との旅行。ビーチがある暖かい場所が好き、という通り、彼女の作るものは優雅な休日の海によく似合う。

 

もちろん毎シーズンテーマがあり、前シーズンは「FRIDA」スペインのジプシーをイメージして、今年の冬のテーマは「ZIGGY」。デヴィット・ボーイのZIGGY STARDUSTからインスピレーションをもらい作品の名前にも彼の曲名などが付けられている。2013年春は「MORROCO」アフリカン民族衣装をイメージで。 

 青い海が目に浮かぶ
 青い海が目に浮かぶ

夫であるJamesとは8年程前にロンドンで出会う。プロのBMXライダーだった彼はとてもクールだったとか。でもロンドンではただの顔見知り。その後オーストラリアで二人は偶然に再会し交際がスタート。2011年に結婚。ウェブデザイナーでもある彼も彼女の仕事を手伝っている。

Athenaいわく「でもね、彼は私がオーストラリアにいることを知っていたのよ。だから私を追いかけてきたんだと思うの。」と夫をチラっと見ながら私に囁く。Jamesも聞こえているのに笑っているだけで否定はしない。微笑ましい光景。

 

基盤になるデザインの写真は二人で旅行をしたときに撮るのだそう。忙しい二人のホリデーは2泊だけ、なんてことも。行く先はほとんどの場合、暖かくビーチがあるところ。短い期間でも休暇を楽しみ戻ってくるとその写真から彼女のイメージに合った部分を切り取りデザインにしていく。小さな写真のピースを組み合わせてデザインが出来上がる。二人の思い出のパズルを組み合わせる作品だ。

            2013年スプリングコレクション。
            2013年スプリングコレクション。

 

「将来の夢は暖かい所に住むこと。LAなんかいいかしら。あ、メキシコも。」吸い込まれるような大きな瞳で楽しそうに話す。きっと夫との楽しい日々を思い描いているのだろう。

太陽と海と愛に溢れる彼女のデザインは持った人にも幸福を呼ぶであろう。

 

ギリシャ、アテネ生まれ。スイスのジェネーバで育ち18歳からアートヒーストリーを学びにパリへ。20歳のとき待望のCentral Saint Martins大学(イラストレーションとグラフィック専攻)に行くためロンドンに渡る。その後、ファッション関係の仕事などを経てAthena Procoplouをスタート。現在、スカーフを中心に全世界で展開中。

 

WEBSITE

4 コメント

2012年

7月

10日

Kuh Knill (The Light Angle)

 

ロンドンからThe light Angle という新しい子供服ブランドが誕生する。

 

創設者はKuh Knill(ニール空)。アメリカNY州イサナ(ITHANA)生まれ。2歳で母の母国である日本に移住し、1997年に渡英。音楽大学で幼少期から学んでいたバイオリンを専攻、卒業後は音楽関係の仕事をし2010年に結婚、2010年に女児を出産。現在は一児の母。20123月にブランド創設。

 

十台からロンドンにいるせいかガーリーな趣向よりシックかつポップでロックなものに惹かれるのだそうで“大人も着られる子供服”を題材にデザインを構想し彼女の思考を夫のイラストレーターであるJacobがオリジナルデザインを施す。

夫との出合いは専攻は違えど同じ音楽大学。元々アーティスティックな二人が音楽という枠を超え現在は服飾界で花を咲かせようとしている。

             デザイン画
             デザイン画

 

 

元々、洋服が大好きな彼女。出産後は自分のものより子供服に夢中になる。好きが高じて自身でのデザイン欲が湧きたったのがブランド創設のきっかけ。彼女曰く、気づくと北欧系のブランドに目がないらしいが最近は韓国、日本のデザイナーも気になっているのだそう。

 

 

ウェブショップオープン予定は20128月。POPTシャツをベースに同デザインのクッション、エコ

 

バックを展開予定。行く行くは子供服全般を取り扱っていきたい、とのこと。

 

特に毎シーズン、コレクションを出す、という形ではなく彼女のペースで良いものが出来上がった時に随時展開していくという。

 

そしてこんな風に(左、下、写真)夫がサンプルで描いたTシャツも販売していくのだとか。

サンプルものとはいえ手の込んだ一点物はレア必須。

一歳半の娘めいちゃん、パパの描いたTシャツがお似合い
一歳半の娘めいちゃん、パパの描いたTシャツがお似合い

 

 

 

 

彼女も子を持つ母。働きながらの子育てを聞いてみると意外にもスッキリした答え。

 

「楽しませてくれるけどそこで人生の充実はありません。我が家はたまたま自宅兼オフィスなので子育てと仕事を夫と共に両立できる恵まれた空間。こんな風に言いながらもわが子にこんな服を着せてみたいと日々考えるほど“子供服が好き”。」

 

という彼女の“好き”をこれからも見て行きたい。

 

Kuh Knill ニール空(ニール・クウ)

19781114日アメリカNY州生まれ。2歳から18歳まで日本で育ちその後、渡英。

イギリスの音楽大学、Trinity College Of Music大学卒。20123The Light Angle設立。ロンドン在住。

 

Website

The Light Angle

15 コメント