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Bombay Sapphire Distillery

 

 


ギリスが世界に誇るお酒と言えば、ビールとロンドン・ジン。

 

Bombay Sapphireはそのジンの中でも世界トップの売上を誇るプレミアム・ジンです。神秘的なブルーのボトルと、ビクトリア女王の横顔が刻まれたラベルはとても印象的。 

 

   Bombay Sapphire1987年に誕生した、意外と若いブランド。でもオリジナルレシピの歴史は1760年代までさかのぼります。

200年かけて極めたその技術の賜物・Bombay Sapphireの蒸留所が、ロンドンの南西約100km、何百年もの間、製粉所や製紙工場として使われていた歴史ある土地に新しく完成しました。


ここにあるたった4機の蒸留機で世界中のBombay Sapphireが作られているのです!






2014年にオープンした最新の蒸留所は、歴史とテクノロジーが融合した建築デザインも見どころ。

 

環境への配慮、リサイクル建材の活用、エネルギーの再利用など、その性能とデザインは突出した評価でサステイナブル(持続可能)&エコな建築として表彰されました。

レンガの建物から湧き出る水のようなガラスの温室も、蒸留工程で生じる熱を再利用しています。デザインとのコラボに力を入れることで、ブランディングにも成功したBombay Sapphire

 

世界各国のデザイナーによるマティーニグラスのコンペティションも開催していて、蒸留所内のギャラリーにはそのグラスが並んでいます。 


蒸留機のある建物はガイドさんがついて(ここだけ写真撮影NGの厳戒態勢!)、蒸留工程や機械の説明をしてくれました。 


 ジンの主原料はジュニパーベリー。そこに各社オリジナルレシピのフレーバーが加わります。

Bombay Sapphireでは”exotic botanicals”と称して、世界各地から厳選した9種類ものハーブや果物、木の実を使用。(この植物は温室で実際に見られます。)

これらの植物に蒸気だけを通してフレーバーを付ける特別な蒸留方法が、上品で、それでいて複雑かつ華やかなBombay Sapphireの秘訣。カクテルにするのももったいないほど、高純度で雑味のない味が完成します。


Botanical Dry Roomでは植物の香りを比べてみて。ここでお気に入りのフレーバーを見つけると、最後の試飲でおすすめカクテルをアドバイスしてくれる仕組みです。 

  


労働者用の安酒というイメージから売上が低迷した時代もあったジンですが、今ではカクテルに欠かせないスピリッツとして大人気。

その蒸留工程を完成させたイギリスの功績はとにかく偉大!そんな深い歴史とストーリーに思いをめぐらせつつ、お待ちかねの試飲タイムです。


ジンはゆっくりと時間をかけてフレーバーを楽しむお酒。水辺に建つ喧騒と無縁の蒸留所は、そんなジンを味わうのにふさわしい場所です。    

written by Aki Aida



 

Bombay Sapphire Distillery



Laverstoke Mill, London Road, Laverstoke, Whitchurch, Hampshire, RG28 7NR



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ロンドンから車で一時間強。

平日はガイドツアー£22、週末はポイントごとに設置されたオーディオを聞きながら回るセルフツアー£15。

どちらもカクテル1杯の試飲付き。